もうすぐ馬産地では出産ラッシュが始まります。
そこで2018年に種付けが行われ、順調にいけば2019年に産まれる予定馬を種牡馬ごとにピックアップしていきたいと思います。
※出産前ですので、必ず産駒が誕生するわけではありません。
まずは、2018年初供用の新種牡馬から!!
新種牡馬にとって、初年度産駒は今後の種牡馬人生を大きく左右されます。
配合される繁殖である程度期待値がわかるかもしれませんね。
【イスラボニータ】注目の配合相手一覧
父フジキセキの後継として注目。ライバルはキンシャサあたりも、距離適性で多少の差別化が図れるか注目。短中距離路線では、スピードの絶対値が不可欠。
◎イタリアオリーブ (半姉に重賞3勝のイタリアンレッド)
◎エリモフェザー (ダート短距離で4勝。スピードの遺伝に期待)
◎ハルーワソング (重賞馬2頭輩出の名牝、高齢も大物の期待あり)
◎スルージエアー (ウインドインハーヘアの牝系。叔父にディープの良血)
◎ブルーミングアレー (半弟にG1馬2頭、産駒も勝ち上がり必須)
◎ダルタヤ (仏の名牝系。意外とダートで化けるかも)
◎サンダーカップ (ケンタッキーオークス馬の母。兄も素質高い)
◎サマーナイトシティ (G1馬2頭の母。白老Fのエース級繁殖)
社台Fからは一線級の繁殖が用意されていますね。期待の表れでしょうか。
あとは、ダート路線でも成功しそうな配合が多い印象です。
【キタサンブラック】注目の配合相手一覧
父ブラックタイドはディープインパクトと全兄弟クロスになるので、どういった配合がでてくるのか注目。心肺機能の高さが仔にも伝わるといいですね。
◎エーシンメンフィス (愛知杯の勝ち馬。母テネシーガールも重賞2勝)
◎スノースタイル (スマートレイアー、プラチナムバレットの母)
◎サマーハ (シャケトラの母。産駒もオープン馬多数)
◎ドナブリーニ (ジェンティルドンナ、ドナウブルーの母。自身もG1勝ち)
◎スタイルリスティック (叔父ナサニエルはG12勝。レッドで募集か?)
◎クリソプレーズ (クリソライト、マリアライロトの母。キャサリーンパー一族)
◎エリンコート (オークス勝ち馬。父デュランダルのスピードとの相性未知数)
◎ジュエラー (桜花賞馬。姉ワンカラットなど母系に活躍馬多数。)
◎サラフィナ (G1・3勝のフランスの名牝。血統面の魅力未知数)
社台グループのエース級の繁殖がそろっていますね。
馬産地の期待も相当に大きいようです。